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凹んだ目の改善手術

年齢にかかわらず、目の上が落ち窪んでいると老けた印象になり、気にする方がいらっしゃいます。当院では程度が軽い場合は目の奥の眼窩脂肪を引き出してきて凹んだ部分に充填し、厚みがつくようにします。眼瞼下垂を伴っている場合は同時に眼瞼下垂手術を行います。そうすると目の開ける力が強くなり、目の上の組織が前に張り出してくる効果が出ますので凹みの改善に有効です。
眼窩脂肪がなかったり、高度の凹みがある場合は下腹部からの真皮脂肪移植を行います。ヒアルロン酸注射や脂肪注入という方法もありますが、膨らみが不自然で、人によっては凸凹が目立つ場合があります。われわれは永続性のある、きれいな平面状の盛り上がりを作るには真皮脂肪移植の方が脂肪注入より適していると考えています。

札幌眼瞼下垂.jpg
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手術方法

1)眼瞼下垂がある場合にはまず先に眼瞼下垂手術をします。眼窩脂肪がどのくらいの量があるかを見ます。十分な量があればそれを下ろしてきて、凹んだ部分に充填して固定します。


2)高度な凹みに対する脂肪移植の場合は、まず眼瞼下垂があるときは眼瞼下垂手術を行います。脂肪移植をするためのスペースを眼輪筋と眼窩隔膜の間に作ります。


3)下着に隠れる腹部から5×3cmの皮膚と脂肪を取ります。そこは1本の線に縫います。


4)上まぶたに作ったスペースに脂肪をいれ、数カ所糸で固定します。


5)二重の幅を確認したあと、皮膚を縫合します。


6)術後2日目からシャワー、洗髪、洗顔可能です。


7)術後は腫れが1週間ほど続きます。


8)1週間後に抜糸します。


9) 抜糸後は定期的に診察しますので、決められた日に必ず受診してください。


10)移植した脂肪は少しボリュームが減りますので、やや多めに入れておきます。


11)傷跡は半年程度でかなり目立たなくなります。


12)微妙が左右差が出た場合は、経過中で修正することもあります。


13)移植脂肪が多くて腫れ瞼になった場合は、術後半年経った時点で脂肪を削って減量することがあります。

札幌眼瞼下垂.jpg
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